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HOME > ニュース&ブログ > 【ビニール生地の機能①】防炎編

●目次

ビニールシートには、「燃え広がりやすい素材(非防炎)」と「燃え広がりにくい素材」があります。

燃え広がりにくい素材の表現として、「防炎」、「不燃」、「難燃」、「耐火」などがありますが、ここでは「防炎」について解説いたします。

防炎といっても、まったく燃焼しないというわけではなく、「着火したとしても非防炎に対し燃え広がりが緩やかである」というのが特長の商品ですが、防炎機能付きビニールシートの設置は、「防火」にも繋がると思います。

一方、不燃は生地にガラス繊維が入っており建築基準法の不燃材料に適合し、一般的に防炎より不燃の方が更に燃えにくいという性質が知られております。その他、難燃・耐火なども非防炎より燃えにくいという特性がある表現となります。

弊社は防炎機能付きのビニールシートを取り扱いしておりますが、防炎機能とはどういう効果があるのか、2社の燃焼実験データを参考に説明します。


<詳細説明>

【防炎シートの効果】


●燃焼実験(アキレス様データ)
下記写真のうち、上側写真は「防炎シート」、下側写真は「非防炎シート」にて、同時に着火後、同じ時間経過した際の燃焼度合を示すものになります。(アキレス社実験:JIS A 1322-1966 45°メッケルバーナー試験)

防炎(上写真)/非防炎(下写真)とで、燃焼度合(炎の量)は大きく異なっており、防炎シートは炎の量が少ないのがわかります。

①防炎シート着火後の燃焼度合

②非防炎シート着火後の燃焼度合(上記と同じ時間)

●燃焼実験(星野商店様データ)
こちらも比較実験(正確な試験ではない)の結果ですが、非防炎シートと防炎シートを同時着火した場合の燃焼度合を比較した写真になります。非防炎シート(左写真)は、燃え広がり方が大きく実験も危険なため途中で消化しておりますが、同様に着火しても防炎シート(右写真)は、燃え広がりが少ないのがわかります。

・非防炎シートと防炎シートの着火後の燃焼度合

両実験ともに、燃え広がりの違いは大きく異なり、非防炎シートに対し、防炎シートは燃焼が少ない結果となりました。

これは万が一、火事でビニールカーテンに引火した際に、その燃え広がりが緩やかな防炎シートは、わずかでも逃げられる時間を稼ぐことができるという事もいえます。

消防法により、防炎認定品を使用することが義務付けられている場所もあり、その際は防炎認定を受けた商品のみに、「防炎シール(マーク)」を貼付けることができます。

弊社は、(公財)日本防炎協会認定の防炎製品としたビニールシートのラインナップを取り揃えております。

防炎シート サイズ表

防炎タイプのビニールシートはこちら

↓溶接用シート・高温シートはこちら↓


溶接用シート・高温シート|取扱商品|業務用ビニールシート・間仕切りなら岐阜のビニールカーテン.com (bini-kate.com)

【防炎シート:利用場所例】


・消防法により防炎認定品の使用を義務付けされている施設

(高さ31メートル以上の高層建築物、あるいは病院、学校、店舗、会社、ホテルなど、不特定多数の人が出入りする建物)

・工場や建築現場など火花飛散を避けたい場所

・喫煙所の間仕切り

【参考:施工業者を選ぶポイント】


以上、防炎機能はご理解いただけたかと思います。ビニールカーテンなど間仕切りを設置する上でまず大切なのが施工業者選びです。そこで、ここからは施工業者を選ぶポイントをご紹介します。

・施工実績が多い会社を選ぶ

施工実績が多ければ多いほど、あるいは創業して年月が長ければ長いほど、それだけ品質が高くて顧客から支持を得ていると言えます。また、施工数が多ければそれだけ場数を踏んでいるので、技術が高く、ノウハウが蓄積されていると言えます。弊社では、長年培った経験より、お客様の意向に沿ったオーダーメイドが可能です。また、防虫や防鳥などお悩みに対する解決策をご提案できますので、ぜひご相談ください。

・コスパが良い会社を選ぶ

ビニールカーテンに限りませんが、やはりコストパフォーマンスが重要です。ビニールカーテンを低価格で取り付ければ、浮いた分で他の投資が可能です。かといって、「安かろう悪かろう」で安さを求めるあまり、品質が低いカーテンを取り付けてしまうと長持ちせず、結局トータルで費用がかかってしまうこともあり得ます。弊社は、生地製作・鉄骨製作・施工の一環したサービスを提供しております。それらを別々に検討されるよりトータルバランスも考慮したパフォーマンスをご提供できます。

複数の業者を比較してみて、品質と価格のバランスを見ながら選びましょう。

・アフターフォローが充実している会社を選ぶ

ビニールカーテンを長期間利用していると表面が劣化して使えなくなることがあります。「施工して終わり」ではなく、施工した後も加工や修復に対応してくれる会社を選びましょう。弊社は、施工後に例えば、テント倉庫内への雨漏り侵入など不具合が発生した場合も、スピーディに対応いたします。

・業務用ビニールカーテンのことなら創業40年以上のみの一テントにおまかせ!

みの一テントは岐阜で創業して40年以上ビニールカーテンに携わっております。年間施工件数は100件以上。多くの工場、店舗さまで施工させていただいておりますので、高い技術とノウハウが蓄積されています。

ビニールカーテンのご相談は、ぜひ、みの一テントにご相談ください。

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