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●目次
ビニールカーテンの防風性が防寒性能に!
ビニールカーテンは、塩化ビニールを主な素材として作られています。
塩化ビニール自体の熱伝導率は、比較的低いです。しかし、ビニールカーテンは0.3㎜〜1㎜程度と薄めのタイプが一般的なので、どうしても熱が通りやすい状態になっています。
では、なぜビニールカーテンに防寒効果があるのかというと、それはビニールカーテンが空気や風を遮ってくれるからです。
空間を狭くすることで空気の移動を減らす
ビニールカーテンは、空間を間仕切るという点では壁を作った場合とほぼ同じ効果があります。
空間を間仕切ることで空気の移動が遮られるため、その分暖房器具によって暖められる空気の量が減り、空間が温まりやすくなるというわけです。
早く暖かくなるだけではなく、その分無駄な電力や燃料費もかからなくなるため、省エネやコスト削減にも繋がります。
風を遮ることで体感温度を上げる
夏場にうちわをあおぐと涼しく感じるように、一般的に風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われています。
逆に言うと、暖房器具を利用しなくても風を遮ることができれば、防寒効果が得られるということです。
寒さ対策にビニールカーテンを利用する4つのメリット
暖房効率を上げるといった効果以外にも、寒さ対策にビニールカーテンを利用するメリットがあります。
生地の種類によってもメリットは様々ですが、ここではその中でも代表的なものをご紹介します。
1. 設置が簡単でDIY施工が可能なことも
ビニールカーテンの設置に必要なものは、基本的にカーテンレールとビニールカーテン、取り付け用の金具のみです。
設置する場所によってはDIY施工も可能なほど設置が簡単ですので、作業時間も数時間、大規模なものでも数日で行うことができます。
2. 低コストなため設置箇所が多い場合は特におすすめ
ビニールカーテンは石膏ボードで壁を作るような工事に比べて材料費も少なく済みますし、DIY施工ができればその分の施工費がかかりません。
設置箇所や設置面積が増えれば増えるほどその金額の差は大きくなってきますので、工場や倉庫などの広い空間の場合には特におすすめの方法と言えるでしょう。
3. 開閉自由なため不要な時も邪魔にならない
例えば店舗のテラスなどで使用する場合は、冬場や夏場のみビニールカーテンを閉めておいて、風が心地よい時期はカーテンを開けておくといった使い方も可能です。
4. 透明度が高く開放感を保てる
ビニールカーテンの多くは比較的透明度が高いので、店舗の入り口やテラスに設置しても開放感を保つことができます。
光も通すため、照明もそのままで使用できることがほとんどですし、中の様子が分かるので工場や倉庫などでも安全です。
ビニールカーテンを使った防寒対策の例
工場の出入り口にはのれんタイプがおすすめ
工場の出入り口にはのれんタイプのビニールカーテンがおすすめです。
台車などが通過する場合も必要最低限の面積しか開きませんので、空気の移動も最小限に抑えることができます。
倉庫の作業スペースをブースのように囲う方法も
倉庫の一角だけで作業をする場合などにもビニールカーテンは最適です。
また、作業場所をビニールカーテンでブースのように囲う方法も高い効果が期待できるためおすすめです。
カーテンとレールの間にフリルと呼ばれる蓋のようなものを取り付けたり、接地面にスカートと呼ばれる裾を取り付けたりすることで、より確実に空気を遮ることも可能です。
階段部分に設置して下階からの冷気をシャットアウト
1階の倉庫と2階の事務所が階段で繋がっているような建物では、階段部分を覆うようにビニールカーテンを取り付けましょう。
そうすることで、空調が不要な倉庫部分の冷気が2階に入ってくるのを防ぐことができます。
ビニールカーテンであれば形も自由が効きやすいので、ドアの設置が難しい場所にも対応可能です。
店舗のテラス席では雨の日の対策にも
テラスがある飲食店などでは、寒い日や暑い日はもちろん、雨の日になるとテラスは利用しづらく、その分の席数も無駄になってしまいます。
ビニールカーテンをテラスに設置することでいつでもテラスを利用できますので、光熱費の削減だけでなく売上げアップにも繋がるでしょう。
ビニールカーテンには、防寒効果だけでなく設置の簡単さや見通しの良さなど、プラスαのメリットも豊富です。
その場所に合ったビニールカーテンを設置することで、そのメリットが最大限活かせますので、検討する際は販売店などに相談してみましょう。