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HOME > お役立ち情報 > ビニールブースの組み立ては素人でも可能?
ピンポイントで作業スペースを構築することも可能な「ビニールブース」ですが、本当にその職場に必要なサイズのものを導入していくには専門の業者に頼むのが一般的です。 しかし、導入するからには短期間で仕上げてもらうことが最も理想的でしょう。 今回は、このビニールブースの組み立て方はもちろん、その難しさなども検証していきます。

●目次

ビニールブースの基本的な組み立て方は?

最初にビニールブースの基本的な組み立て方を解説します。ビニールブースは設置よりもその準備が重要で、それは大部分がオーダーメイドによる設置になるからです。

設置スペースのサイズを正確に把握して必要なパーツを準備

オーダーメイドでは設置スペースのサイズ確認は綿密に進めなければならず、この結果によってどれだけのパーツや素材準備が必要であるかも明確になります。
これらのパーツは多すぎても少なすぎても問題となり、ブースとしての品質を維持するためにきめ細かな調整が必要となるでしょう。そして、その正確な調整が適切な見積にも繋がるのです。

骨組みをある程度まで組み合わせてその後にビニールを装着

パーツ類を準備した後は実際の組み立てに入るだけですが、原則的に骨組みをある程度組み合わせることから作業はスタートします。
そして、それにブースの素材となるビニールを装着していくことになりますが、一方の端の部分から装着するというよりも全体的なバランスを考えて装着することがビニールの質を損なわせないポイントとなるでしょう。

ビニールブースの組み立ては自分で進めることができる?

ここで疑問に感じてしまうのが、パーツ類が揃っていれば発注者側が自分たちで組み立てを進められるのではないかという点です。発注者の多くの方が考えていらっしゃると思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?

使用する素材を効率的に使うのであれば業者に任せるべき!

理屈だけで言えば、市販の小型ビニールブースと同じように組み立てられます。しかし、重要なのは機能性を確実に発揮できるモノを組み立てることであり、素人で進めるとパーツの無駄遣いや不足などが生じてしまうことがほとんどです。

つまり、素材の効率的な使用を考慮して組み立てを進めなければならず、これを確実に実現するためには業者に任せるのがベストと言えるでしょう。

業者でも組み立てが難しいビニールブースのタイプは?

悩む作業員


複数存在しているビニールブースの中には、プロの業者であっても組み立てが難しいタイプもあります。もちろん、求められる品質が高ければどのタイプも同じことですが、ここでは特に難しいタイプをご紹介しましょう。

収縮が可能なムービングブースの組み立て

意外に設置が難しいタイプとして、「ムービングブース」と呼ばれるものがあります。これは特定の部分に設置はされますが、かさばりがちな長さを折りたたんで収縮できるものです。
収縮には継ぎ目が動くために、装着するビニールへの局所的な圧力が掛かりやすく、万が一の破損リスクを分散するような難度の高い組み立てが必要となります。

衛生状態を保つ間仕切りブースの組み立て

また、特定の空間でさらに衛生的な要求がなされる場合に、密室度の高い間仕切りブースを組み立てる場合も難しいといえます。
通常の間仕切りであれば一般のビニールブースでも対応出来ますが、平常時に隙間ができたままでいると衛生状態に大きく悪影響を及ぼすでしょう。適切なサイズへの調整が難しいのはもちろん、ここが業者の腕の見せ所となるのです。

ビニールブースのニーズが高いのはどのような用途から?

ビニールブースは高いニーズを持っていますが、特にニーズの高い用途はどんなものであるかも気になるところです。ここでは、その最たるものをご紹介します。

塗装スペースなどの常に汚れやすい環境を持つ場所

その1つが、塗装などの製造過程でも汚れが出やすい作業スペースになり、もともとのスペースが限られていればいるほどビニールブースによる構築がニーズとして高くなるのです。
塗装以外にも重要な工程がある場合、コストの関係で既存の仕切られた製造現場で隔離対応できない際は、ビニールブースの導入はまさに救世主となり得ます。

簡易タイプのクリーンルームや製品保管用のスペース

また、ビニールブースで構築できる簡易タイプのクリーンルームもニーズが高いものの1つです。
この場合は吸塵機器やエアコンなどとの併用が欠かせませんが、業者によって外部からの密封性レベルを高めて構築することで一定程度のクリーンルームに早変わります。

皆様もビニールブースの設置をご検討されてみてはいかがでしょうか?

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