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この度、有限会社みの一テントは、ターポリンなどのビニールシートに印刷できるプリンターを導入いたしました。導入経緯から、印刷を活用したビニール加工品紹介までご説明いたします。

●目次

<詳細説明>

【みの一テントがプリンターを導入した経緯】

なぜプリンターの導入を?

有限会社みの一テントが取り扱う主なビニール商品は、ビニールカーテンやテント倉庫など、業務用ビニールシートを使用し、自社工場にて溶着や縫製した加工品を製作しています。

テント倉庫であれば無垢の有色生地、ビニールカーテンは透明生地(糸入り)と、弊社でシートをデザインする事はありませんでした。

しかしながら昨今、下記のご要望を多く頂いており、それにお応えするには弊社にも印刷技術を備える必要があると考え、この度ビニールシートに印刷ができるUVプリンターの導入に至りました。(スクリーン印刷など弊社で対応できない印刷仕様は従来通り受け賜わります。)

あくまでテント屋としての一事業(印刷代行・テント加工)にて、関係業者様へのお手伝いができたらと考えております。

<ご要望例>

・看板や横断幕

お客様から看板や横断幕などにイラストや文字入れなどの依頼を頂きましたが、弊社では対応できずお断りするケースも少なくありませんでした。以前までは、コスト面や納期を頂けたお客様に限って専門業者様へ委託していました。

・デザインテント

店舗様や飲食店様より、無垢のシートではアピールにならないので、デザイン性の高いシートを作りたいと言うお問合せを頂きましたが、弊社では対応できませんでした。

【みの一テント導入のプリンター紹介】

プリンター仕様

ミマキエンジニアリング製  品番:UJV55-320

インクジェット印刷⇒UVキュア仕様

プリンターに入るシート横巾:最大3m

ここが違う!プリンターの特長

・ポイント1:欠損部の低減

スクリーン印刷や、一般的なインクジェット印刷では、ビニールシートでの印刷の場合、印刷から乾燥する時間が約30分かかり、その間、異物付着があると印刷面の欠損やヒゲ状など印刷異常に繋がり兼ねないですが、当プリンターは印刷直後に紫外線(UV)による硬化のため時間短縮のほか、より高品質な印刷が実現できます。

・ポイント2:印刷面の剥がれにくさ

紫外線(UV)による硬化より、ビニールシートにインクが定着しやすく剥がにくい特性があります。マニキュアも同様の技術ですので、イメージしやすいですと思います。

但し、PE材やPET材への出力は不向きです。

・ポイント3:高品質の鮮やかさ

当プリンターは高画素でのデータであれば、一般的なプリンターよりも高画質で印刷がより可能です。 ※但し、ビニール生地の伸縮が原因による一部滲む箇所が発生してしまう事がありますので、ご了承ください。

・ポイント4:ホワイト印刷による透明ビニールへのカラー鮮明さ

透明ビニールでカラー印刷した場合、裏側まで透けるためカラーの鮮明度が落ちてしまいます。当UVプリンターでは、下地にホワイト印刷をする手法を用いる事で、カラーを鮮明に印刷することができます。

・ポイント5:鏡印刷による透明ビニールへのカラー鮮明さ

透明ビニールでカラー印刷したい場合、シート面に対し、オモテ側からか裏側かの出力で違った表現が得られます。

オモテ側(正面に印刷)では、当然インク面がオモテになるのですが、その「インク色調(マッド調)」が得られます。

逆に裏側(シートに対し裏側から印刷)は、弊社では「鏡印刷」と称しておりますが、ビニールを返してインク面が現れるため、出力もより「鮮明」にみえます。しかしながら、表面はあくまでも透明ビニールなので傾けた場合は光で出力がみえなくなってしまいます。選択には留意要ですがより写真のように鮮明さ求める場合は鏡印刷をオススメします。

【印刷を活用したビニール商品例】

横断幕

横断幕は、横長の平シート形状のテントになり、一般的にターポリンにて印刷します。スポーツで例えると、好きな選手への応援として「応援幕」だったり、外装塗装工事中に営業中である事を示したい「表示幕」だったり、様々な用途で活用されています。

垂幕

垂幕は、懸垂幕とも呼ばれ横断幕が横長に対し、垂幕は縦長の平シート形状にあたります。学校などでみかける「応援幕」が垂幕です。野球部が甲子園出場を果たした場合のお祝いとして、校舎に掲示されているのをみかけます。また、「告知幕」としては、例えば選挙日を役場などで掲示されているのも垂幕のひとつです。

バックパネル・タペストリー

バックパネルは、TVの記者会見やリモート通話などで、出演者のうしろにスポンサーや所属などアピールするための「広告」として掲示されている自立型看板です。タペストリーもバックパネル同様で広告やイラストなどをメインに、伸縮ポールで掲示ができるよう上部または上下部に袋加工を備えた商品となります。

看板テント

看板は、ファサードと呼ばれる店舗の顔として、看板テントやオーニングテントが設置されているところを見かけられると思います。弊社はUV印刷を採用しているため、日差しの紫外線(UV)による劣化も他方法より有利ではと考えております。

看板はデザインの採用でアピール性は高く、お客様の目を引くためのお手伝いとして、またテント加工もお手伝いができます。

カーテン

カーテンは、外から見えないようにする目隠しの役割をもっているもので、業務用ビニールカーテンであれば

無垢のものを多く見かけると思います。

カーテンも、デザインを取り入れる事でカッコよく見せられたり、文字を入れる事で注意喚起を促したりと心情を動かす役割もあると考えます。

のれん

のれん生地でよく見られるのは、織物系であり印刷も昇華転写を採用されているところが多くみられます。下画像のように屋外で雨に濡れる事を想定した「のれん」の場合、テント生地を採用いただくケースも少なくありません。そこでデザイン(弊社のUV印刷)とのコラボにより、店舗アピールに貢献できるものと考えます。

壁面デザインテント

弊社は、テント生地を使った倉庫も製作しておりますが、その壁面にデザインを採用する事で

店舗のアピールにも繋がっていくものと考えます。

ノベルティグッズ

著作権法には充分気を付けなければなりませんが、例えばビニール加工品を使用した会社のロゴ入りオリジナルグッズは、ノベルティ用や広告宣伝用、販売用など、アピールやブランド育成に繋がるものと思います。弊社のテント加工技術との融合で、差別化する商品の開発試作などのお手伝いができると考えています。

 

【印刷のご依頼に当たって】

私共は今回、ビニールシートに印刷できるUVプリンターを導入しましたが、まだまだ未熟者です。よって、弊社にご印刷依頼の際も、下記注意事項を確認のうえ、ご協力お願いしたく思います。

<注意事項>

入稿データについて

○データ全体について

・入稿データの返却は致しません。2次使用しない事をお約束致します。

・入稿データは、基本的に「AIファイル(イラストレーター)」で受け賜わっております。合わせて完成図として「PDFファイル」も添付いただきますとわかりやすいです。

○ホワイトについて

・ターポリンホワイトでの印刷の場合、ホワイトは生地色に代用させて頂く場合がございます。また、ホワイトはPDF上ではバックグランドのホワイトが表示されても、データ上では「無色」と判断される場合がありますので、ご依頼の際はコメント追記いただけると幸いです。(逆に生地質感を活かすために無色の方がよい場合もありますが。)

テント加工寸法について

・寸法オーダーにより調整可能ですが、平シートの場合、基本外周4~5cmは折り曲げ・ハトメの加工エリアになりますので、デザイン構成時、絵柄や文字が重ならないよう注意が必要となります。

・袋加工の場合は、ポール径によりますが、袋加工部の溶着や縫製にデザインが重ならないよう注意が必要となります。

印刷の品質について

・テストプリントのみの依頼はご遠慮下さい。

・ビニールシートの伸縮や巻き癖によっては、一部滲む箇所が発生してしまう可能性や、寸法精度への懸念もあります。

ご了承下さい。

・また、異物対策もしておりますが一部欠損部やヒゲ状が発生する可能性はありますがご了承下さい。

ビニールシートについて

・お客様からの支給品は、基本的に受付けていません。ご了承下さい。

・当UVプリンターの適性に不向きと思われるビニールシートを下記ご参考下さい。

1. 薄手透明シート(0.5mm厚未満)と印刷サイズ⇒理由:0.5mm厚未満の透明ビニールシートは印刷時のうねりが大きく印刷不能と判断しました。また、印刷サイズも大きくなるほど歩留低下傾向にあり高額となります。ご相談ください。従い、当機にて透明シート出力条件は、0.5mm厚限定、印刷範囲:最大1m^2(1平米未満)が条件となります。ご相談ください。  (他生地は、原反サイズに沿い出力可能です。)                                             

2. PE材、PET材、トロマット、織物生地⇒理由:インクをUVキュアしても

               剥がれやすい素材のようですので、当機では対応不能と判断しました。

3. 糸入り透明シート⇒理由:印刷自体は可能ですが、糸のマス目がデザインの妨げとなってしまいます。

【施工業者を選ぶポイント】

・施工実績が多い会社を選ぶ

施工実績が多ければ多いほど、あるいは創業して年月が長ければ長いほど、それだけ品質が高くて顧客から支持を得ていると言えます。また、施工数が多ければそれだけ場数を踏んでいるので、技術が高く、ノウハウが蓄積されていると言えます。

・コスパが良い会社を選ぶ

やはりコストパフォーマンスが重要です。高額な金属での加工とは異なりビニールシートの加工で低価格で取り付ければ、浮いた分で他の投資が可能です。かといって、「安かろう悪かろう」で安さを求めるあまり、品質が低いシートを取り付けてしまうと長持ちせず、結局トータルで費用がかかってしまうこともあり得ます。

複数の業者を比較してみて、品質と価格のバランスを見ながら選びましょう。

・アフターフォローが充実している会社を選ぶ

ビニールシートを長期間利用していると表面が劣化して使えなくなることがあります。「施工して終わり」ではなく、施工した後も加工や修復に対応してくれる会社を選びましょう。

業務用ビニールカーテンのことなら創業40年以上のみの一テントにおまかせ!

みの一テントは岐阜で創業して40年以上ビニールカーテンに携わっております。年間施工件数は100件以上。多くの工場、店舗さまで施工させていただいておりますので、高い技術とノウハウが蓄積されています。

ご相談は、ぜひ、みの一テントにご相談ください。

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